ブーツ

スーツとブーツのレディースマナー完全ガイド

本ページは広告、プロモーションが含まれています

椅子に座った日本人女性がネイビーのスーツと黒のシンプルなショートブーツを着用し、清潔感のある室内で足元のマナー例として落ち着いた雰囲気で写っている様子。

こんにちは。Tokyo Boots Labo の「まどか」です。

今日は、スーツとブーツのレディースマナーについて気になって検索してくれたあなたに向けて、ビジネスシーンで浮かない足元の作り方をまとめていきます。女性のスーツとブーツのビジネスシーンはどこまでOKなのか、レディーススーツに合うブーツの選び方は何を基準にすればいいのか、就活スーツにブーツは本当にNGなのか、スーツにブーツは失礼とされる女性向けの場面はどこなのかなど、細かいポイントがたくさんありますよね。

さらに、オフィスカジュアルブーツマナー女性の視点で、ショートブーツを使ったレディースコーデのコツや、通勤だけブーツにして社内ではパンプスに履き替えるテクニックまで、実体験ベースでお話ししていきます。この記事を読み終わるころには、「明日からこのスーツショートブーツレディースコーデで行ってみようかな」と具体的にイメージできるようになるはずなので、肩の力を抜いて読み進めてみてくださいね。

この記事のポイント

  • スーツにブーツを合わせるときの基本マナーが分かる
  • 職場やシーン別にブーツがOKかNGか判断できる
  • レディーススーツに似合うブーツの種類と選び方が分かる
  • 明日から実践できるスーツとブーツのコーデのコツが分かる

スーツに合うブーツとレディースマナー解説

ネイビーのスーツに黒のショートブーツを合わせた日本人女性が、明るい室内で椅子に座り、ビジネス向けの上品な足元コーデを示している様子。

Tokyo Boots Labo・イメージ

まずは、スーツとブーツを合わせるときのざっくりとした考え方から整理していきます。ここでは、ビジネスシーン全体でのマナー感覚や、どんなブーツならスーツに馴染みやすいのかを、イメージしやすいように解説していきますね。あなたの職種や会社の雰囲気によって「ここまではOK」のラインが少しずつ違ってくるので、そのあたりも含めて柔らかく整理していきます。

スーツに合うショートブーツマナー

ビジネスシーンでスーツに合わせる前提で考えると、基本はショートブーツ一択です。くるぶし丈前後のシンプルなショートブーツなら、パンツの裾から少しだけ見えてもカジュアルになりすぎず、きちんと感をキープしやすいんですよね。逆に、ミドル丈やロング丈になるほど存在感が強くなり、どうしても「おしゃれ重視」に見えやすくなってしまいます。

マナー的に押さえておきたいのは、装飾の少なさとシルエットのきれいさです。大きなバックルやゴツめの金具、厚底すぎるソールはカジュアル寄りに見えやすいので、ビジネス用には避けたほうが無難です。ステッチの色も、できればアッパーと同色か、ほとんど目立たないものを選ぶとスマートです。ヒールはだいたい3〜5cmくらいまでを目安にしておくと、歩きやすさと上品さのバランスが取りやすくなります。

さらに、つま先の形も印象に大きく関わります。ラウンドトゥは柔らかく優しい印象、ポインテッドトゥはシャープでキリッとした印象になりますが、どちらにしても「極端すぎない」ラインを選ぶのがポイントです。極端にとがったつま先や、逆に丸すぎるつま先はファッション性が強くなるので、ビジネスシーンでは避けたほうが安心ですよ。

フィット感と歩きやすさもマナーのうち

意外と見落とされがちですが、フィット感や歩きやすさもマナーの一部です。サイズが合っていないブーツで足を引きずるように歩いていると、見た目もだらしなく見えてしまいますし、階段や駅構内で転びやすくなって危険です。試着のときは、店内を一周するくらいのつもりでしっかり歩いてみて、かかとが浮かないか、つま先が圧迫されていないかをチェックしてみてください。

素材は、本革やそれに近い質感の合成皮革がおすすめです。時間とともに足に馴染んでくれるので、長時間のデスクワークや会議の日でも、足への負担を抑えやすくなります。防水加工がされているものなら、雨の日の通勤でも安心感が違いますよ。

ショートブーツをスーツに合わせるときの基本マナー

  • くるぶし前後の丈で、筒が太すぎないものを選ぶ
  • 余計な金具や装飾が少ないミニマルなデザインを意識する
  • 本革またはそれに近い上質な質感で、安っぽく見えない素材を選ぶ
  • ヒールは高すぎず、3〜5cm程度で安定して歩ける高さにする
  • サイズ感とフィット感を重視し、試し履きでしっかり歩いて確認する

特にオフィスカジュアル寄りの職場なら、こういったポイントを押さえたショートブーツであれば、「あ、この人ブーツ好きだけどちゃんとTPOも意識しているな」と好印象を持ってもらえることが多いはずです。ここを丁寧に整えておくと、同じブーツでも「休日のおしゃれ靴」から「仕事の相棒」に一気に格上げできますよ。

スーツのオフィスカジュアルブーツ選び

オフィスカジュアルがOKな会社でも、ブーツなら何でもありというわけではありません。「上半身はいつものスーツ、足元だけ少し崩す」くらいのバランスを意識すると、オフィスの空気から浮きにくくなります。特に、テレワークと出社が混ざる働き方だと、出社日の服装が少しゆるくなりがちなので、あらためて「オフィスカジュアルのライン」を決めておくと安心です。

たとえば、テーパードパンツやセンタープレス入りのきれいめパンツに合わせるなら、甲が浅めで細身のショートブーツを選ぶと、横から見たときのラインがすっきりします。裾がブーツの上に軽く乗るくらいの丈だと、脚がまっすぐ見えやすく、美脚効果も期待できます。逆に、パンツの裾が短めで素肌が見えすぎると途端にカジュアルになるので、ビジネスシーンならくるぶしが隠れるくらいを目安にしてみてください。

パンツ派とスカート派で考え方を変える

ワイドパンツやフレアパンツに合わせるなら、つま先がシャープすぎないラウンドトゥのブーツのほうが、足元が柔らかい印象になります。ワイドパンツの裾からほどよくブーツのつま先だけが覗くくらいだと、動くたびに揺れてこなれた雰囲気になりますよ。一方、タイトスカートや台形スカートにショートブーツを合わせるときは、筒の太さに注意が必要です。筒が太すぎると、足首周りがもたついて見えてしまうので、足首にほどよくフィットするタイプを選ぶのがおすすめです。

カラー選びも、オフィスカジュアルではとても重要です。黒やネイビー、チャコールグレーなど落ち着いた色をベースにして、少し遊びたいときだけダークブラウンやボルドーを取り入れてみる、くらいの感覚がちょうどいいかなと思います。明るいベージュやホワイトのブーツはとてもおしゃれですが、汚れが目立ちやすく、オフィスの床の色とも相性が出やすいので、最初の一足にはあまりおすすめしません。

ショートブーツで靴下を見せるコーデが気になる場合は、Tokyo Boots Labo のショートブーツで靴下を見せる正解ガイドも参考になると思います。足元の抜け感の作り方や、ビジネスでNGにならないラインのイメージがぐっと分かりやすくなるはずです。

オフィスカジュアルだからこそ、「楽だけどきちんと見える」バランスが大事です。全体の色数を抑え、ボトムとブーツを同系色で揃えるだけでも、ぐっと洗練された印象になりますよ。

レディース就活でブーツがNGな理由

ネイビーの就活スーツを着た日本人女性がロングブーツを履き、不安そうな表情で座っている様子を写した室内シーン。ブーツが就活に不向きである状況を示している。

Tokyo Boots Labo・イメージ

一方で、就活の場面でのスーツとブーツの組み合わせは、基本的にNGです。「黒のシンプルなブーツならいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、採用側の感覚を考えると、やはりパンプス一択かなと思います。理由はシンプルで、「フォーマルさよりも個性が強く見えやすい」からです。

企業の採用担当者は、短時間でたくさんの学生を見るので、足元が少しでもカジュアル寄りだと、それだけで「マナーに不安があるかも」「うちの業界の雰囲気を理解していないのかな」と判断されるリスクがあります。就活では、ファッション性よりも「安心してお客様の前に立ってもらえるか」という視点で見られることが多いので、あえて冒険する必要はないかなというのが正直なところです。

就活スーツとパンプスの基本

就活スーツには、定番の黒いプレーントゥのパンプスが一番安心です。ヒールの高さは3〜5cm程度で、つま先はややラウンド気味のものが無難です。素材は、本革またはそれに近い質感の合成皮革で、光りすぎないマット寄りの質感を選ぶと、落ち着いた印象になります。ストラップの有無は好みですが、ストラップ付きのほうが脱げにくく、歩きやすさの面では安心です。

どうしても足が冷える場合は、通勤の行き帰りだけ防寒性の高いブーツを履いて、会社や会場の近くでパンプスに履き替える方法がおすすめです。駅構内のトイレやビルの共用スペースなど、人目が気にならない場所をあらかじめ見つけておくと当日慌てなくて済みます。タイツやストッキングも含めて、全体をシンプルにまとめておくと、面接では中身に集中してもらいやすくなりますよ。

就活用の服装やマナーは、企業や業界によって細かな違いがあります。ここでお伝えしている内容はあくまで一般的な目安なので、正確な情報は各企業の募集要項や公式サイトを必ず確認してください。不安なときは、大学のキャリアセンターや就活の専門家に相談して、最終的な判断をしてもらうのが安心です。

「少しくらいなら大丈夫かな…」と感じるかもしれませんが、就活に関しては、守りに寄せたほうが結果的にラクです。ブーツで個性を出すのは、内定後や社会人デビューしてから、シーンを選びながら楽しんでいきましょう。

女性の通勤向けスーツブーツマナー

「通勤だけならブーツでもいいのかな?」という質問をよくもらいますが、これは多くの会社でOKなケースが多いです。特に冬場や雨の日は、電車や徒歩の移動で足元が冷えたり濡れたりしやすいので、通勤用にブーツを使うのは現実的な選択肢だと思っています。雪国や坂道の多い地域なら、むしろ安全面から見てもブーツのほうが安心というケースもありますよね。

ポイントは、会社に着いたら室内用のパンプスやローファーに履き替える前提で選ぶことです。玄関やロッカーでの履き替えがスムーズにできるよう、サイドゴアタイプや内側ファスナー付きなど、着脱しやすいデザインを選んでおくとストレスが少なくなります。長めのファスナーが付いているタイプは、タイツでも靴下でも脱ぎ履きしやすく、朝のバタバタ時間を少しだけ短縮してくれます。

足と腰の負担を減らすブーツの選び方

通勤は毎日のことなので、足や腰への負担も気になりますよね。かかとの高すぎるブーツや、クッション性の少ないソールの靴を履き続けていると、腰痛や足の疲れにつながる可能性があります。厚生労働省の指針でも、作業時の靴は足に適合したものを選び、ハイヒールのように負担の大きい靴は避けることが推奨されています(出典:厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」)。これは工場や介護の現場向けの内容ではありますが、「長時間の立ち仕事では足に合った靴を」という考え方は、通勤用ブーツ選びにもそのまま当てはまります。

ソールが薄すぎるブーツは、アスファルトの硬さがダイレクトに伝わって疲れやすいので、ある程度の厚みとクッション性があるものを選ぶと安心です。インソールを追加して、土踏まずを支えてあげるのも効果的ですよ。雨や雪が多い地域では、防水性と滑りにくいアウトソールの両方をチェックしておきたいところです。

通勤用ブーツを選ぶときのチェックポイント

  • 履き替え前提で、脱ぎ履きしやすいファスナーやゴム仕様か
  • 長時間歩いても足が痛くなりにくいクッション性があるか
  • 雨や雪の日でも滑りにくいソールかどうか
  • 会社のロッカーやデスク下に置いてもかさばりすぎないか

また、通勤中のブーツでも、仕事帰りにそのまま取引先に寄る可能性があるなら、極端にカジュアルなデザインは避けておいたほうが安心です。「そのままスーツに合わせてもギリギリ大丈夫そうか」を基準に選ぶと失敗が減りますよ。電車の中でふと足元を見たとき、「このままオフィスに入っても違和感なさそうだな」と思えるかどうかを、ひとつの目安にしてみてください。

スーツに合うレディースブーツ種類

スーツに合わせやすいレディースブーツには、いくつか定番のタイプがあります。それぞれの特徴をざっくり整理しておくと、ショッピングのときに迷いにくくなります。ここでは、「オフィスで浮かない」「歩きやすい」「手持ちのスーツに合わせやすい」の3つの観点で見ていきますね。

代表的なブーツタイプと特徴

まず思い浮かぶのが、プレーンなショートブーツです。アッパー部分に大きな切り替えや装飾がなく、サイドファスナーだけのシンプルなタイプは、どんなスーツにもスッと馴染んでくれます。パンツにもスカートにも合わせやすく、1足持っておくと「今日は足元どうしよう…」と悩む時間をかなり減らせます。

次に人気なのがサイドゴアブーツ。両サイドにゴムが入っていて着脱しやすく、少しモードな雰囲気も出せるアイテムです。素材がマットで、ソールが厚すぎないものを選べば、オフィスでも違和感なく取り入れられます。カジュアルに寄りやすいので、ジャケットやシャツをきちんと目にしてバランスを取りたいところです。

ブーティは、パンプスに近いデザインで、スーツとの相性がとても良いタイプです。かかと部分まで覆われているので安定感がありつつ、丈が短いおかげで抜け感も出しやすいのが魅力。特に、スカートスーツに合わせたい人は、まずブーティから試してみるのがおすすめです。

レースアップブーツは、編み上げのデザインできちんと感もありつつ、ほんのりクラシカルな雰囲気を出せるアイテム。シンプルなスーツスタイルに合わせると、コーデ全体に奥行きが出て「おしゃれだけどやりすぎていない」雰囲気になります。ただし、紐をきちんと結んでいないと崩れて見えてしまうので、出勤前にさっとチェックする習慣をつけておきたいですね。

ブーツの種類スーツとの相性おすすめシーン
プレーンなショートブーツ最も汎用性が高く、きちんと感も出しやすいオフィスカジュアル全般、内勤の日、軽い来客
サイドゴアブーツカジュアル寄りだが素材と色を選べば◎服装自由度が高めな職場、クリエイティブ系
ブーティパンプス感覚で履けて、スーツとの相性抜群来客対応のない日、社内プレゼン、社内打ち合わせ
レースアップブーツきちんと感はあるがやや主張が強いファッション業界などブーツが馴染む職種

同じショートブーツでも、つま先の形やヒールの太さだけで印象がガラッと変わります。迷ったら、まずはプレーンなショートブーツとブーティの2足をベースに考えると、スーツとの合わせで悩む時間をかなり減らせるはずです。そこから、職場の雰囲気や自分の好みに合わせて、サイドゴアやレースアップを足していくイメージで揃えていくと、失敗が少なくて済みますよ。

レディースのためのスーツブーツ着用マナー

スーツ姿の日本人女性が明るい室内で黒いロングブーツを手にして履こうとしている様子。清潔感のある背景で、スーツとブーツの着用マナーを考えるシーン。

Tokyo Boots Labo・イメージ

ここからは、もう少し具体的に「どんなデザインを選ぶと好印象なのか」「職種ごとにどこまで攻めていいのか」など、実践的な話に踏み込んでいきます。あなたの働き方や職場の雰囲気に置き換えながら読んでみてください。細かいコツをひとつひとつ押さえていけば、「スーツにブーツって難しそう…」という不安も、だんだん薄れていくはずです。

スーツに合うレディースブーティ選択

ブーティは、スーツとブーツのいいとこ取りをしたい人にとって、とても頼れる存在です。甲のあたりまでしか覆わないデザインが多いので、見た目の印象はほぼパンプス。それでいて、足首が少しホールドされる安心感があるのがうれしいところです。特に、パンプスだとパカパカ脱げやすい方や、足首の細さに自信がない方には、ブーティの包まれる感じがちょうどよく感じられることが多いと思います。

スーツに合わせるなら、つま先が尖りすぎないポインテッドトゥか、ほどよく丸みのあるラウンドトゥが使いやすいです。極端なスクエアトゥや、厚底のトレンド寄りブーティはおしゃれですが、ビジネスシーンでは少しだけ存在感が強くなりがちなので、まずはベーシックな形から取り入れるのがおすすめです。

ブーティ選びの細かいチェックポイント

ヒールの形は、まっすぐ落ちるピンヒールよりも、ほんの少し太さのあるチャンキーヒールのほうが、オフィスでは歩きやすくて安定感があります。タイル張りのオフィスや駅のホームなど、意外と滑りやすい場所も多いので、滑りにくいソールかどうかもチェックしておきたいですね。ソールの溝が浅すぎると、雨の日にツルッと行きやすいので気を付けてください。

また、ブーティは足の甲がある程度隠れるので、甲高さんでも比較的楽に履ける一方、甲周りがきついと長時間履くのがつらくなります。試着のときは、昼以降の少しむくみやすい時間帯に行ってみると安心ですよ。タイツとストッキング両方で合わせたい場合は、それぞれでフィット感を確かめておくと、朝になって「思っていたよりきつい…」と慌てずに済みます。

ブーティを選ぶときは、試着の段階で「階段の上り下り」「駅までの早歩き」をイメージしてみるのがおすすめです。長時間の立ち仕事や移動が多い日にも履きたいなら、クッション性のあるインソールを入れて調整するのも一つの手ですよ。インソールを入れる前提なら、ほんの少しだけ余裕のあるサイズを選んでおくと失敗しにくいです。

色は、まず黒またはダークブラウンからスタートするのが鉄板です。グレー系のスーツが多い人は、チャコールグレーのブーティも使いやすいですよ。色を増やすときは、「持っているスーツの色と相性がいいか」「タイツやストッキングの色とどう繋がるか」を一緒にイメージしながら選んでみてください。

スーツで避けたいブーツの注意点

反対に、スーツとの組み合わせでは避けておきたいブーツもあります。たとえば、ロングブーツやニーハイブーツ、厚底のゴツめブーツ、派手なカラーリングや大きなロゴ入りのものは、どうしてもファッション要素が強くなりがちです。休日のコーデとしてはすごくかわいいのですが、ビジネスシーンに持ち込むと、「おしゃれ」よりも「自己主張が強い」という印象のほうが先に来てしまうことがあります。

また、スタッズやチェーン、グリッターなどの目立つ装飾がたくさん入ったブーツは、会議室や商談の場では視線を集めすぎてしまいます。特に、相手の話を聞くべき場面で自分の足元に視線が集まると、本来のコミュニケーションの邪魔になることもあるので、仕事の日はなるべく控えておいたほうが安心です。

素材とヒールの「やりすぎライン」に注意

スエード素材は柔らかく上品ではあるものの、職場によってはカジュアルに見られるケースもあります。初めて履いていく日や、職場の空気感がまだつかめていない段階では、まずは表革やそれに近い質感のブーツから試してみるのが安心ですね。スエードを取り入れるのは、「うちの会社は少し遊びがあっても大丈夫そう」と感覚がつかめてからでも遅くありません。

ヒールについても、10cm近いピンヒールや、極端な厚底プラットフォームは、見た目のインパクトが強く、オフィスでは安全面の問題もあります。エスカレーターや階段で足を滑らせるリスクも高くなるので、通勤やオフィス内を軽快に歩けるかどうかを基準に考えてみてください。目安としては、7cmを超えるヒールはビジネスシーンではやや攻めすぎかな、という感覚です。

ここでの「避けたいブーツ」は、あくまで一般的なビジネスシーンでの目安です。ファッション系やクリエイティブ系など、ブーツが仕事道具の一部として扱われる業界もあります。その場合は、職場の先輩や人事担当者のスタイルをよく観察しながら、自分のブーツ選びの基準を調整していってください。迷ったときは、「社外の人と会う日にもこのブーツで出られるか?」と自分に問いかけてみると、判断しやすくなります。

スーツに合わせるブーツを選ぶときは、「やりすぎていないか」「安全に歩けるか」「相手にどんな印象を与えるか」という3つの視点を持っておくと失敗がぐっと減りますよ。

レディースの職種別スーツブーツ判断

黒いスーツ姿の日本人女性が明るい室内で二足の黒いショートブーツを手に持ち、職種に合わせたスーツとブーツの選び方を比較している様子。

Tokyo Boots Labo・イメージ

同じスーツでも、職種によってブーツの許容ラインはけっこう違います。ざっくり分けると、次のようなイメージです。「うちの会社はどのゾーンかな?」と想像しながら読んでみてください。ここでは、ブーツの存在感と、求められるフォーマル度のバランスを軸に考えていきます。

職種別のざっくり目安

金融・保険・公的機関など、いわゆる「きっちり系」の業界は、基本的にパンプスを前提として考えたほうが安心です。内勤中心であっても、来客対応や窓口業務にまわる可能性がある場合は、ブーツは通勤専用にとどめて、社内ではパンプスに履き替えるスタイルが無難です。

一般企業の事務職やバックオフィス、内勤の多い部署では、シンプルなショートブーツやブーティならOKというところが増えてきています。社内規定に「オフィスカジュアル可」と書かれている場合は、このゾーンだと思っていいかなと思います。ただし、来客や社内イベントがある日は、念のためパンプスに戻しておくと安心です。

職種・業界ブーツの許容度おすすめの足元
金融・公的機関・保守的な業界低め基本はパンプス。通勤のみショートブーツ
一般企業の事務・内勤中くらいシンプルなショートブーツやブーティ
広告・IT・ファッション系高めデザイン性のあるショートブーツやレースアップ
営業・接客・来客対応が多い職種低め〜中くらい社内はパンプス、移動時だけブーツ

広告・IT・ファッション系など、服装自由度が高い業界では、ブーツがほぼ通年OKという場合もあります。その場合でも、「クライアント訪問の日は控えめに」「大きなプレゼンの日はパンプスにする」など、自分の中でオンオフの基準を持っておくと、TPOを外さずにおしゃれを楽しめますよ。

営業職や接客業など、お客様と直接顔を合わせる機会が多い仕事では、基本はパンプスをメインにしつつ、移動時間が長い日や悪天候の日だけブーツに頼る、というスタイルが現実的です。社内に戻ったら履き替える、社外の商談前にはロッカーでパンプスに履き替えるなど、少しひと手間かかりますが、その分「きちんと感」をキープしやすくなります。

同じ会社でも、部署によって雰囲気が違うことも多いので、まずは周りの先輩女性の足元をさりげなく観察しておくと安心です。入社してすぐはパンプスを基本にして、慣れてきたころに少しずつブーツの出番を増やしていく、というステップを踏むのもおすすめです。

スーツとブーツ色合わせレディース編

意外と差が出やすいのが、スーツとブーツの色合わせです。特に初めてスーツとブーツを合わせる場合は、全身を2〜3色までに絞ることを意識してみてください。色数が増えるほどカジュアル寄りに見えやすくなるので、ビジネスシーンでは控えめな配色が安全です。「ジャケット+ボトム+インナー+ブーツ」の4アイテムで考えたとき、どこか1〜2カ所にだけ差し色を使う、くらいの感覚がちょうどいいかなと思います。

基本は「同系色でつなぐ」イメージ

たとえば、ネイビーのスーツには黒のショートブーツ、グレーのスーツにはチャコールグレーやダークブラウンのブーツでまとめると、足元だけ浮かずに馴染みます。黒スーツ×黒ブーツのワントーンは鉄板ですが、トップスに白シャツや淡いベージュのニットを入れてあげると、きつく見えずにバランスが取りやすくなります。

タイツやストッキングの色も、全体の印象を左右します。黒タイツに黒ブーツを合わせると脚がスッと長く見えますが、スカート丈が極端に短いと少しモード寄りになりすぎることもあります。オフィスなら、膝が隠れる〜膝下丈のスカートに、40〜80デニール程度の黒タイツを合わせると、上品さと防寒性のバランスが取りやすいですよ。

ロングブーツや季節限定で履くブーツは、保管方法次第で持ちも変わってきます。収納や型崩れが気になるときは、Tokyo Boots Labo の100均ロングブーツキーパー活用術もチェックしてみてください。きれいな状態で長く履くためのヒントがまとまっています。

淡いグレージュやライトベージュのブーツを取り入れたい場合は、スーツも同じトーンでまとめると、柔らかく女性らしい印象になります。ただし、汚れが目立ちやすいので、通勤時の雨や泥はねには要注意です。晴れの日限定のコーデとして楽しむのも一つの方法ですね。

スーツスタイル総まとめスーツブーツレディースマナー

最後に、スーツとブーツのレディースマナーをもう一度ざっくり振り返っておきます。ビジネスシーンでは、まずスーツスタイル全体の「きちんと感」がベースにあって、そのうえでブーツのデザインや丈、色を調整していくイメージが大事です。ブーツ単体で見るのではなく、「そのブーツが今日のスーツと会社の雰囲気の中でどう見えるか」をセットで考えると、選びやすくなります。

フォーマル度が高い場面ではパンプスを基本にすることブーツを使うならシンプルなショートブーツやブーティで、色はベーシックカラーを選ぶこと、そして職場や業界の雰囲気をよく観察しながら、自分なりのラインを少しずつ探っていくこと。このあたりを意識しておけば、大きくマナーから外れてしまうことはまずありません。

また、足や腰の負担を減らすという意味でも、「ヒールの高さ」「ソールのクッション性」「サイズ感」はとても重要です。無理をして高いヒールを履き続けるより、自分の体に合った高さと形のブーツを選んだほうが、長い目で見て健康的です。ここでお伝えした内容や数値の目安は、あくまで一般的なガイドラインです。会社ごとの服装規定や、季節・気候による事情もあるので、正確な情報は社内規定や公式な案内を必ず確認してください。

足や体調に関わる部分について不安がある場合は、靴の専門店やフットケアの専門家に相談して、最終的な判断をしてもらうのがおすすめです。スーツとブーツのレディースマナーを押さえつつ、自分らしい足元のおしゃれも楽しんでいきましょう。Tokyo Boots Labo では、ブーツの選び方やコーディネートのコツをほかにもたくさん紹介しているので、気になるテーマがあればゆっくり覗いてみてくださいね。

-ブーツ
-, , ,