オフシーズンになると困ってしまうのが、場所をとるブーツの保管場所ですよね。クローゼットや押入れの中で場所を取ってしまい、いざ翌シーズンに出してみると型崩れしていたり、湿気でダメージを受けていたりしてショックを受けた経験はありませんか。実は100均のアイテムを上手に活用するだけで、ブーツを省スペースかつ綺麗に保管することが可能です。今回は、私が普段実践しているダイソーやセリアなどのアイテムを使ったブーツ収納術を詳しくご紹介します。
この記事のポイント
- 100均アイテムを活用したブーツの整理整頓術
- 型崩れを防ぐための保管前のケア方法
- ロングブーツやショートブーツに合わせた収納のコツ
- 湿気やカビから大切なブーツを守る注意点
ブーツケースを100均で探して賢く収納するコツ

100均にはブーツ専用のケースが売られていることは少ないですが、他の用途で売られている便利な収納グッズを組み合わせることで、驚くほど快適なブーツ収納環境が作れます。大切なブーツを長く愛用するために、まずは基本的なアイテム選びからおさらいしていきましょう。
専用ケースの代わりになる便利なアイテム
100均の店内を見渡すと、ブーツ収納に転用できるアイテムがたくさん見つかります。実は「ブーツ専用ケース」として売られている商品は意外と少なく、探し回って疲れてしまった…という経験、ありませんか?ここ、気になりますよね。でも、諦める必要はありません!他の用途で売られている収納グッズの視点を少し変えるだけで、驚くほど快適で、しかもブーツに優しい収納環境が作れるんです。
衣類用の不織布製収納ケースが最強の理由
特におすすめなのが、セーターや毛布などをしまうための衣類用の不織布製収納ケースです。「えっ、服を入れるものを靴に?」と思うかもしれませんが、これが本当に優秀なんです。不織布は通気性が非常に良く、ブーツをホコリからしっかりと守りつつ、内部の蒸れを逃がしてくれる性質があります。
よくある失敗例として、ホコリを避けようとプラスチック製の密閉衣装ケースにそのままブーツを入れてしまい、翌年の秋に出してみたらカビだらけになっていた…という悲劇があります。日本の夏は高温多湿なので、密閉空間はカビにとって天国なんですよね。不織布ケースならこのリスクを大幅に減らせますし、使わないときはペタンコに折りたためるのも嬉しいポイントです。
ファイルボックスを活用したショートブーツ収納
また、ファイルボックス(PP素材)もショートブーツの収納に大活躍します。オフィス用品コーナーにあるA4サイズのファイルボックスですね。ショートブーツは足首部分がクタッと倒れやすく、そのまま下駄箱に置くと場所を取る上に型崩れしやすいという悩みがあります。
これを防ぐために、ファイルボックスにショートブーツを寝かせて入れることで、型崩れを最小限に抑えながらコンパクトに並べることができます。本棚やクローゼットの棚に「書類のように」スッキリと収まるので、見た目の美しさも抜群ですよ。専用ケースがないからと諦めず、柔軟な発想で100均アイテムを活用してみるのが、賢い収納の第一歩かなと思います。
お店で探すための事前準備
100均に行くと色々なアイテムがあってテンションが上がり、つい目分量で「これくらいで入るかな」と買っちゃうこと、ありますよね。でも、これが一番の失敗の元なんです!買ってきたケースにブーツが入らなかったり、逆に大きすぎてクローゼットのスペースを無駄にしたりした経験は誰にでもあるはず。事前準備をしっかり行うことが、シンデレラフィットする収納への近道ですよ。
測るべき3つの重要ポイント
100均に行く前に、必ずあなたのブーツの「高さ」と「幅」、そして「マチ(奥行き)」をメジャーで計測しておいてください。特にロングブーツの場合は、筒の長さだけでなく「ふくらはぎの一番太い部分の周囲」も測っておくのがベストです。
せっかく買った収納グッズが「あと数センチ足りなくてファスナーが閉まらない!」とならないよう、計測した数値はスマホのメモ帳に残してからお店に向かうのが失敗しないための鉄則です。また、収納したい場所(クローゼットの棚やベッド下など)の寸法も一緒に測っておくと、パズルを組み合わせるように無駄なくアイテムを選べます。
スマホでブーツの写真を撮っておく
寸法と一緒に、収納したいブーツの写真をスマホで撮っておくのも私がおすすめしたい裏技です。店頭で「このケースならあのブーツが入るかも」と想像しやすくなりますし、色味や素材感を見ながら、透明なケースが良いか、見えないケースが良いかなどの判断がつきやすくなりますよ。
ショートブーツならファイルボックスで整理

ショートブーツの場合、一般的な靴箱にそのまま入れると重なって場所を取りがちです。足首のシワも気になりますし、何より玄関がごちゃついて見えてしまいます。ここで便利なのが、先ほども少し触れたPP素材のファイルボックスです。
ファイルボックス収納の具体的な手順
ファイルボックスを使った収納はとても簡単です。ショートブーツの汚れをしっかり落とした後、つま先とカカトが互い違いになるように横向きに倒して入れます。少し幅広のファイルボックス(ワイドサイズなど)を選べば、1つのボックスに2足分を並べて収納できることもあり、クローゼット内の棚や下駄箱の空きスペースを極限まで有効活用できます。
よくある失敗として、柔らかすぎる紙製のファイルボックスを選んでしまい、ブーツの重みでボックスごと型崩れしてしまうことがあります。必ずプラスチック(PP)素材の、しっかり自立するものを選んでくださいね。
見た目もスッキリ!ラベリングのすすめ
ファイルボックス収納のもう一つのメリットは、前面にラベルを貼れることです。マスキングテープなどで「黒のサイドゴア」「茶色のレースアップ」と書いておけば、衣替えのシーズンや、急に冷え込んだ秋の朝でも迷わずサッと取り出せます。型崩れも起きにくく、見た目もスッキリと整うのでとても気持ちが良いですよ。
| ブーツの種類 | おすすめのファイルボックスの幅 | 収納のポイント |
|---|---|---|
| 細身のブーティ | 標準サイズ(約10cm幅) | 片足ずつ分けて縦に入れると傷がつかない |
| サイドゴアブーツ | ワイドサイズ(約15cm幅) | 互い違いにして1箱に1足まとめる |
| 厚底ショートブーツ | スーパーワイド(約20cm幅) | 重みがあるため、一番下の棚に配置する |
ロングブーツは不織布袋で通気性を確保
ロングブーツは自立しないことが多いため、型崩れ対策が必須です。筒の部分が折れ曲がったまま半年間放置してしまうと、深いシワが刻まれてしまい、最悪の場合は表面がひび割れてしまうことも。買った時についてくる紙箱に入れっぱなしにするのも、紙が湿気を吸い込んでカビの温床になるため絶対に避けてほしい失敗例です。
大きめの不織布製衣類収納袋を活用
そこで大活躍するのが、100均で販売されている大きめの不織布製衣類収納袋です。毛布用やダウンジャケット用として売られているものが、実はロングブーツの長さにぴったりなんです。袋に入れることで、他の靴との摩擦を防ぎ、ホコリからも守れます。また、ブーツを寝かせた状態でベッド下などのデッドスペースに保管する際にも、この不織布袋が大活躍しますよ。
収納時のちょっとした工夫
袋に入れる際のポイントは、密閉しすぎないことです。ファスナータイプの袋なら、端を1センチほど開けておくだけで空気の通り道ができます。紐で縛る巾着タイプの場合は、口をギュッと縛りすぎず、少しゆるめにしておくのが湿気を溜めないコツです。
また、袋に入れる前に筒部分をまっすぐ保つためのキーパーを入れることを忘れないでくださいね。もし専用のキーパーがない場合は、100均にない時も安心!ロングブーツのキーパーを賢く代用するコツを参考にして、家にあるもので上手に形を整えてから袋にしまいましょう。
代用アイテムを賢く選ぶポイント
100均で代用アイテムを探すのは宝探しみたいでワクワクしますが、どんなものでも良いわけではありません。選ぶアイテムの「素材」や「構造」を間違えると、大切なブーツを傷めてしまう原因になります。
とにかく「通気性」を最優先に
代用アイテムを選ぶ際は、とにかく「通気性」を最優先してください。先ほどから何度もお伝えしていますが、ブーツの最大の敵は「湿気によるカビ」です。もしデザインが気に入ってプラスチックの衣装ケースやシューズボックスを選ぶ場合は、必ず側面に空気穴があるものを選んでください。
空気穴がないケースしかない場合は、自分でキリを使っていくつか穴を開けるか、蓋を完全に閉めず、少しずらして湿気が逃げるようにする工夫が必要です。「ちょっとの隙間」が、半年後のブーツの運命を大きく分けるんですよ。
透明・半透明アイテムのメリット
また、ケースの色選びも地味に重要です。中身が全く見えない色付きのボックスを選ぶと、湿気の状態やカビの初期症状に気付きにくくなります。透明や半透明なケースを選ぶと、中に何が入っているか一目でわかるだけでなく、万が一トラブルが起きても外からすぐに確認できます。衣替えのシーズンもスムーズに目的のブーツを探し出せるので、忙しい大人女子には半透明のアイテムがおすすめかなと思います。
詰め物で防ぐブーツの型崩れと湿気対策
ブーツの中に入れる詰め物は、型崩れ防止と湿気取りの二役をこなす重要な存在です。つま先部分が潰れてしまうと、次に履いた時に足先が当たって痛くなってしまいますよね。だからといって、適当なものを詰め込めば良いというわけではありません。
新聞紙のインク移りに要注意!
身近なところでは新聞紙を丸めて入れるのが定番の湿気対策ですが、ここでよくある失敗があります。それは、新聞紙を直接ブーツの奥までギュウギュウに詰め込んでしまうこと。これをやると、長期間の保管中に新聞紙のインクがブーツの内側に移ってしまい、お気に入りの靴下が真っ黒に汚れてしまう悲劇が起こります。
新聞紙を使う場合は、必ず100均で売っている薄手の不織布や、使わなくなった薄いタオルなどで新聞紙を包んでから入れるようにしてください。これだけでインク移りのリスクをゼロにできますよ。
100均キーパーと除湿剤の最強コンビ
インク移りが気になる方や、もっと手軽にケアしたい方は、100均の迷わず買える!セリアのブーツキーパーで型崩れを防ぐ賢い選び方を参考に、専用のキーパーを取り入れるのもおすすめです。プラスチック製のキーパーでしっかり形を保ちつつ、つま先の奥にシリカゲル(靴用の乾燥剤)や炭の消臭剤を一緒に忍ばせておけば完璧です。この最強コンビで保管しておけば、翌年の秋も新品のような美しいシルエットと爽やかな状態で履き始められます。
100均のブーツケースで収納を整える工夫

収納グッズを揃えるだけでなく、ブーツそのものを良い状態で保管するための準備も大切です。どんなに素晴らしいケースを用意しても、中に入れるブーツのコンディションが悪ければ意味がありません。ここでは、私が普段意識している収納のステップと、さらに効率化するためのちょっとしたテクニックをシェアしますね。
収納前に欠かせないお手入れ手順
保管前のお手入れは、ブーツの寿命を決める重要なプロセスです。「今日はいて汚れてないから、このまましまっちゃおう」という油断が一番危険!目に見えない皮脂や道路のホコリは、確実にブーツに付着しています。これをそのままにしておくと、カビの格好の餌食になってしまいます。
ブラッシングと汚れ落としの徹底
まずは馬毛などの柔らかいブラシで、表面や縫い目の隙間に入り込んだホコリをしっかりと掻き出します。その後、素材に合った専用のクリーナーで優しく拭き上げてください。本革の場合は、このタイミングでデリケートクリームなどを薄く塗り込み、栄養を与えておくことで、保管中の乾燥によるひび割れを防ぐことができます。
完璧な陰干しで内部の湿気を飛ばす
汚れを落とした後は、陰干しをして完全に乾燥させましょう。湿気を含んだまま収納すると、高確率でカビの原因になります。直射日光に当てると色褪せや革の硬化を招くため、必ず「風通しの良い日陰」で、最低でも丸2日は休ませてくださいね。このひと手間が、ブーツの寿命を5年以上延ばす秘訣ですよ。
| ブーツの素材 | 収納前のお手入れのポイント | 乾燥の目安 |
|---|---|---|
| スムースレザー(本革) | クリーナーで汚れを落とし、保湿クリームを薄く塗る | 風通しの良い日陰で2日 |
| スエード・起毛素材 | 専用ブラシで毛並みを逆立ててホコリを出し、防水スプレーをかける | スプレー後、半日〜1日 |
| 合成皮革(フェイクレザー) | 固く絞った濡れタオルで水拭き後、乾拭きを徹底する | 日陰で1日(湿気を残さない) |
つっぱり棒を使った吊るす収納術
「ロングブーツの保管場所がどうしても確保できない…」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。クローゼットの床面はいっぱいで、もう置く場所がない!そんな時におすすめなのが、空間を縦に使う裏技です。
空中のデッドスペースを活用する魔法
クローゼットの中や、ちょっとした隙間に「突っ張り棒」を設置して、ブーツを吊るす収納に挑戦してみてはいかがでしょうか。100均で売られている「ブーツ用クリップハンガー」や「ピンチ付きハンガー」を併用すれば、ブーツの筒部分を真っ直ぐに保ったまま、空中に保管することができます。自立しない柔らかいブーツも、吊るすことで自然にシワが伸びるという一石二鳥のメリットがあります。
吊るす収納で絶対に気をつけたいこと
ただし、実践する際にはいくつか注意点があります。まず、ブーツは意外と重いので、重さに耐えられるよう「耐荷重の大きい、強度のある突っ張り棒」を選ぶのがコツです。100均の細すぎる突っ張り棒だと、夜中に突然ガシャン!と落ちてきて心臓が止まりそうになることがあります(私も経験済みです…)。
また、クリップで直接ブーツを挟むと、長期間の保管でクッキリと跡がついてしまうことがあります。これを防ぐために、クリップで挟む部分に小さく切ったフェルトや不要になった布の切れ端を挟むようにしてくださいね。これだけで、大切なブーツに傷をつけることなく美しく保管できますよ。
ダイソーなどのシューズラックで省スペース化

クローゼットの床面積を広げたい、あるいは玄関の下駄箱がパンパンでどうにかしたいと悩んでいるなら、ダイソーやセリアなどで売られている便利グッズの力を借りましょう。平面に並べるだけでは限界がありますが、高さを生かすことで収納の可能性はぐんと広がります。
連結スタンドで収納力を2倍に
特に役に立つのが、「連結できる靴スタンド」や「コの字ラック」です。ショートブーツやブーティなら、この省スペースタイプのスタンドを使えば、片足を上に、もう片足を下に配置できるため、単純に収納力が2倍になります。限られたスペースを最大限に活用できるので、狭い玄関や一人暮らしのコンパクトなクローゼットにお悩みの方には特におすすめです。
ブーツの高さに合わせたラック作り
また、100均で売られている「ジョイントラック(金属製の組み立て棚)」のパーツを組み合わせて、自分好みの高さのブーツ用ラックを作るのも楽しいですよ。市販のシューズラックだと「あと数センチでロングブーツが入らない!」と悔しい思いをすることがありますが、組み立て式なら自分のブーツの高さに合わせて棚板の位置を調整できるのでストレスフリーです。
保管時の湿気対策と注意すべき劣化
ブーツは非常に蒸れやすいアイテムです。冬場は足からコップ1杯分の汗をかくと言われており、その湿気が靴の中に蓄積されています。お手入れのセクションでも触れましたが、保管中の湿気対策を怠ると、取り返しのつかない劣化を引き起こすことになります。
合皮ブーツを襲う「加水分解」の恐怖
特に合成皮革(フェイクレザー)やポリウレタン底のブーツは注意が必要です。長期間折り曲げたまま放置したり、湿度の高い場所に置いたりすると、表面のコーティングがポロポロと剥がれてきたり、ソールがベタベタに溶けたりする「加水分解」という劣化が起こるリスクがあります。「数年ぶりに出したら、触るだけでボロボロ崩れてきた…」という絶望的な経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
定期的な換気が一番の特効薬
加水分解やカビを防ぐためには、乾燥剤(シリカゲル)を忘れずに入れることが必須です。しかし、乾燥剤も数ヶ月で吸湿効果の限界を迎えます。そのため、湿気の多い梅雨時期から夏場にかけては、時々クローゼットや下駄箱の扉を開けて、扇風機などで空気を循環させる「換気」を行うのが長持ちの秘訣です。
失敗しないブーツケースを100均で見つけるまとめ
いかがでしたでしょうか。100均アイテムを使ったブーツ収納のコツは、「通気性の確保」「型崩れ防止」「事前の計測」の3点に集約されます。専用品にこだわらず、ファイルボックスや不織布袋、つっぱり棒などをうまく組み合わせることで、誰でもクローゼットをすっきりと整理できますよ。
「どうせ100均だし」と思うかもしれませんが、アイデア次第で数千円する専用ケース以上の働きをしてくれることも珍しくありません。ちょっとした工夫と事前のお手入れが、翌年のブーツの美しさを決めるんです。今回紹介した方法で、ぜひあなたの大切なブーツを湿気や型崩れから綺麗に守ってあげてくださいね。もしブーツのサイズ選びやお手入れ、日々のコーディネートで迷ったときは、いつでも当サイトの他の記事も参考にしてみてくださいね。あなたの足元のおしゃれが、これからもずっと楽しく続きますように!
